最近面白い本を読みました。「老子」です。
高校の漢文の授業で習った方もいると思いますが、中国の古典で、老荘思想という思想の教典にもなっているそうです。
老荘思想というのは難しくて説明できないのでこの本に書いてある自分が面白いなと思ったフレーズをいくつか紹介したいと思います。
1.天下、皆美の美為るを知る、これ悪なる已
世の中の人々は、皆美しいものは美しいと思っているが、実はそれは醜いものである。
2.上善は水の如し
最も善良なあり方は水に似ている。
3.足るを知るものは者は富む
これは有名ですね。今あるものに満足すれば豊かに暮らせるという意味だそうです。
他にもたくさん有るのですがちょっと大変なのでここまでにしときます。
老子に書いてあることは理解できないことの方が多いわけですが、ちょくちょく日本人にも馴染み深い言葉に出会うことができます。
老子さんは他の人から見るとボケた老人みたいに見えたと思いますが本人は愉快に暮らしていたのではないかと想像します。
また今度!